仕様を決定する
- ICを使用した小型軽量のものをめざす
- 乾電池で動作するもの(単三2本の3Vで動作するもの)
- 外部電源を接続可能とする
回路図の作成
ICにはTA7368PG・LM386Gなどが考えられますがLM386Gは電源が4Vからなので、電池での駆動は難しいとおもいます。それも有って外部パーツも少ないTA7368PGを使用しました。KITもいくつか発売されているようです。回路は東芝のデータシートのまま作成します。
主要パーツと組み立て
主要パーツリスト
TA7368PG | 東芝 又は UTC | 2 |
2連可変抵抗 | 50K Aカーブ | 1 |
フォーンジャック | ステレオ | 2 |
LED | 赤 3φ | 1 |
SW | 2 | |
乾電池ボックス | 単三2本用 | 1 |
ケース | 秋月SK-16 110x80x33 | 1 |
ユニバーサル基板 | 約47x36 | 1 |
基板は大きい物から必要サイズをカッターナイフで切断して使用しました
動作確認 完成写真など
出力電力は東芝のデータシートによると下記の通り
- Vcc=3V RL=4Ω で 120mW
- Vcc=6V RL=4Ω で 720mW
- Vcc=6V RL=8Ω で 450mW
- Vcc=9V RL=8Ω で 1100mW
- Vcc=9V RL=16Ω で 610mW
テストするのに適当なスピーカーが無かったので100均で買ってきた小型のスピーカーで確認しました。内蔵の乾電池だとやはり出力が乏しい印象ですが外部電源9V繫げば十分に鳴る感じです。でもスピーカーがこれでは音質までは判断出来ませんが、イヤフォンで聞いていたのがスピーカーで聴けるのは、大変満足です。作って良かったと思います。ICの絶対最大定格が14Vなので14Vを超えないよう注意が必要です。
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