九州工業大学情報工学部さんが発表されている、Arduinoを使ったオシロスコープが大変素敵なので製作してみたいと思います。
仕様の決定
- オリジナルでは各チャンネルに1kΩの抵抗をつないでプローブとしていたがサイン波入力時など下側半分が表示されない現象があるので、オペアンプを使い+2.5Vのオフセット電圧で波形を持ち上げる
- AC、DCのSWをつける
- SOFTはすべてオリジナルをそのままありがたく使用する
回路図の作製
主要部品
Arduino用ユニバーサル基板 | スイッチサイエンス | 1 | |
ピンソケット 1X6 | リード長10.5㎜ | 秋月電子通商 | 2 |
ピンソケット 1X8 | リード長10.5㎜ | 秋月電子通商 | 2 |
OPアンプ | NJM4580DD | 秋月電子通商 | 1 |
スライドスイッチ | 2回路2接点 | 2 | |
L型ピンヘッダ | 2P | 秋月電子通商 | 4 |
製作
オシロスコープシールド表側 必要部品を配置してハンダ付けする | |
オシロスコープシールド裏側 配線をする | |
使用するArduino本体です 今回はArduino UNOを使用 互換品などでも問題なく使用できるでしょう | |
オシロスコープシールドとArduino本体を合体する | |
プローブを製作します |
動作TEST・実行手順
九州工業大学情報工学部さんのサイトからソフトウェアのアーカイブをダウンロードする
アーカイブを展開してArduino 用と Processing 用の2つのプログラムを入手する
ArduinoとPCをUSBケーブルで接続する
Arduino用スケッチをArduino本体にupload(→)にて転送する
Processing 用スケッチを Run(▶) で実行
オシロスコープがスタートする
Arduino本体の5Vの電圧を測定する
測定した電圧値をSETTINGSのvref calibの欄に入力する
これで実行可能となったのでCH1、CH2の入力に波形を入力してTESTする
九州工業大学情報工学部の皆さん、素敵なオシロスコープのシステムを有難うございました
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